読書マラソン - 読書感想文の書き方

読書感想文と聞くと、「めんどうくさい」とか、「何を書いたらいいかわからない」、
なんて思っている人も多いかもしれませんね。ここではそんな「めんどう」な読書感想文を、
少しでも楽しくするため、読書感想文の書き方を考えてみたいと思います。

1.まずは本選びから

本屋さんや図書館へいくと、とてもたくさんの本が本棚に並んでいます。
その中から「自分の読みたい本」を探すというのは、なかなか大変な作業です。
これが夏休みの宿題なら、「課題図書」や「推薦図書」があるのに。。。
では、そうではない場合の本選びは、いったいどうしたらよいのでしょう。

例えば、以前に読んだことのある本でも構わないんです。
一度読んだことのある本でも、以前に読んで感じたことと、
今読んで感じた事とは、違う場合もあるわけですから。
そうして新しく得た感覚を、以前と比較して、感想文に残すことも面白いかも知れません。

それでは、新しい本を見つけたい場合はどうしたらよいでしょう。
お父さんやお母さん、あるいは学校の友だちなど、
身近な人が面白いと言っていた本を、 真似して読んでみるのもいいですね。

そうしてせっかくですから、読み終わったら本の内容について、
紹介してくれた人と話しをしてみましょう。
きっと同じ本を読んだのに、相手が違う場面で感動してたり、
違う感想を持っていることに驚かされることでしょう。
そういった「自分だけの感覚」に気づけるのも、読書感想文の楽しみといえます。

他にも、本屋さんや図書館にも、あなたの本選びを手助けする冊子や、図書目録があるかもしれません。
その中から興味を惹いた本を、何冊か選んでみてはいかがでしょう。

2.本の読み方

まずは作品のテーマを見つけましょう。
テーマとは作者がその作品を使って、あるいは主人公を通じて伝えたい思いや考えのことです。
本を読むときは、常にこのテーマを意識しながら読むと良いでしょう。
もしあなたがその本の読書中に、作品のテーマを見つけることができたなら、
もはや読書感想文は書けたも同然です。

ではテーマを見つけやすくするためにはどうするか。
あなたが読んでいて感動した部分や、面白かった部分に、
片っぱしから赤えんぴつや、付箋でしるしをつけましょう。
そうして読み終えたら、しるしの部分をメモに書きだして、
感動した理由や、面白かった理由を考えてみると、
あらためて作品のテーマが見えてくるはずです。

そして、このメモは残しておくと、あとで読書感想文を書くのにも役立ちます。

3.さあ、書いてみましょう

伝えたいことを効果的に伝えるため、全体の構成を考えてから書くと良いでしょう。
ここでは、読書感想文によくある構成を紹介します。

まず第一に、「なぜその本を選んだのか」です。
誰かに勧められて、本屋さんで見かけて、といったことです。

第二に、「本のあらすじ」を手みじかに書きましょう。
どんな出来事があり、だれが、どうした、この程度で良いのです。

そして第三に、読書感想文の中で最も力を入れて書く場所です。
「2.本の読み方」で書きだしたメモが役立つでしょう。
単に「面白かった」ではなく、「この本のどこが、なぜ面白かったのか」を書くことが重要。
本の内容を、自分自身の経験や、家族など身近な人に結び付けて考えてみるのも面白いかもしれません。

第四に、最後のまとめです。ここでは「この本を読んで得たこと」を書くと良いでしょう。
本を読んで変化した自分の思いや、本で得た経験を今後の生活にどう活かすか、といったことです。

4.書いたものは必ず読み直そう

最後に、書き終えた読書感想文は必ず読み直しましょう。
おかしな文章ではないか、誤字や脱字はないか、自分の伝えたいことがちゃんと伝わるかなど、
書いた本人にはなかなか気づきにくいものです。
できれば家族の人にも読んでもらうと良いでしょう。

5.終わりに

読書をすることは、言葉を学び、感性を磨き、想像力を豊かにします。
また感想文を書くことで、表現力を高め、自分自身を知る、そんな機会を得ることができます。

オリオン書房では、
「オリオン読書マラソン」・「オリオン絵本グランプリ」・「おはなし会」
といった独自の読書支援活動を通じ、
子どもたちの読書機会の提供と、読書環境の充実に努めております。